Ubuntu 16.04 LTSにCSPをインストール
ちょいとwineに関する話題が出たのでUbuntu 16.04 LTS上にCLIP STUDIO PAINTをインストールに挑戦してみました。
wine上での動作は対象外・ライセンスの許可範囲外となります。利用に関しては自己責任でお願いします。
結論を先に書くと、セットアップは完了するのですが筆跡が何も描画されないという困った状況でした。WineHQには動作報告があるようなのですがVMWare Fusion上で動かしているのが原因かもしれません。
wineの導入
Ubuntu自体のリポジトリにもwine 1.6が含まれているのですが、ここではwinehqからstableをインストールします。
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# If your system is 64 bit, enable 32 bit architecture (if you haven't already): $ sudo dpkg --add-architecture i386 # Add the repository: $ wget -nc https://dl.winehq.org/wine-builds/Release.key $ sudo apt-key add Release.key $ sudo apt-add-repository https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ # Update packages: $ sudo apt-get update # Install $ sudo apt-get install --install-recommends winehq-stable |
英語版のCLIP STUDIO PAINTをダウンロード
CLIP STUDIO PAINTの日本語版を使用すると、日本語で表示されている箇所が正常に表示されません。
何が書いてあるか判別出来ないと「OK」/「Cancel」のボタンを押すことすらままなりませんので、ここでは英語版のCLIP STUDIO PAINTをインストールします。
exeを実行するには以下の様に指定します。
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$ wine {{ filename }} |
インストールが正しく完了すると、デスクトップ上にアイコンが表示されますので、そこから実行可能になります。
と…インストールは出来たものの問題が
見た目は正常に起動している様にみえるのですが、手元の環境では描画する事が出来ませんでした。VMWare Fusionで試している影響かと思い、open-vm-toolsを追加で導入してみたり、OpenGL Supportを切ってみたりしましたが特に何も変わらず…