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大阪にある老舗和菓子屋・鶴屋八幡(元禄15・1702創業)さんの干菓子。
干菓子というのは生菓子に対する言葉で、あまり水分を含まない乾燥したお菓子って意味です。
お月見向けの和菓子です。こういったお菓子をみるとなんとなくレイアウトして情景をつくってみたくなります。
満月と笹が琥珀(寒天の周りを砂糖で固めたもの)、うさぎと名月が押型(和三盆と米粉を固めたもの)となります。
名月というのは下の様な物の事です。

最初、猫の後ろ姿かと思ったのですが、箱に記載された説明を読むと「名月」と書かれていましたので、これは里芋ということですね。(お月見に里芋を飾る事があり、そこから芋名月と呼ばれるようになったという由来があるそうです)
見た目も楽しいお菓子ですが、干菓子は割れたり崩れたりがしやすいため持ち運ぶ際は結構注意が必要です。