OPUS 魂の架け橋

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あらすじ

銀河信仰に支えられた時代、人類は星の高さに憧れ、
宇宙の果てに有る故郷へと、霊魂を搭載したロケットを打ち上げた。

「OPUS 魂の架け橋」は大災害後の物語。

孤独に置かれた少年と少女は終末後の世界で先人たちに代わり「宇宙葬」を行う。
死やすべての絶望を飲み込み、終わりの日に亡くなった霊魂達に安息を与える為に、彼らは決心した。
力不足かもしれないが、霊魂(みんな)の声に応え「宇宙葬」を完遂させる事を。

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SIGONO(https://www.sigono.com/) が制作するゲームの第二弾。

宇宙がキーワードになっていたりタイトル名が続編の様ですが、話は繋がっていません。

前作とはだいぶ異なる世界観

あらすじで語られている様に、今回は終末世界が舞台であり宇宙ではありません。

そして、今作はなかなかにお使い要素が強く、プレイヤーはあまり主導権を握っている感じがありません。言ってしまえば「面倒臭い」感が若干あります。

ただ、これは物語の主人公であるフェイとヨハンの立場を表現しているような気もします。「やらされていると感じたり」や「なんでこんな事を」といった感情を主人公達も感じる事があり、それでも役割を演じるのは「理由はさておき指示をこなさなければゲームが進まないから」と、指示を消化するプレイヤーの様でもあります。

魂の救済という難しい題材

確実に言える事は、魂や心の救済というのは相当に人を選ぶ題材だという事です。魂という概念は、必ずしも具体的な宗教に繋がらないものの、プレイヤーの宗教観だったり思想といったものにどうしても左右されます。

その世界における説明、例えばスターウォーズでいうフォース(と一体化)なる概念だったりする事で切り離しやすいのですが、この作品では真摯にその世界における宗教の様式に沿って魂の救済をする儀式として描かれます。

遊んだ価値はあったと思える内容

このゲームを最後まで遊んでの感想としては「物語を見届ける事が出来た」というものでした。はっきり言ってしまうと、個人的にゲームを投げ出しづらい葬式という題材を前にわりと義務感でゲームをしていた部分がありました。

もちろん話の先や結末が気になるから遊んでいるというのはありますが、暗い雰囲気もあり、やっと解放されたという気分が勝っています。

OPUSシリーズとして全く不満はないのですが、なかなか人には薦めづらい気がしています。特にRPGのサブクエストを無視できずに気になってしまう様な人にとってはこのゲームは辛いんじゃないかと思います。