カラミティ

映画「カラミティ」 https://www.calamity.info/ を観てきました。

実在の人物である、カラミティ・ジェーン(マーサ・ジェーン・カナリー)の少女時代を描いたアニメ作品です。実在の人物と言っても詳細な記録はあまり残っていない為、だいぶ架空の物語になっているようです。

レビューでは映像について言及されているのを見かけますが、独特な色使いだと感じるものの特別美しいとは思いませんでした。

それよりも、自分は主人公達の行動や発言の方に興味を持ちました。というのも、彼らの行動にはときおり共感し難い部分があった為です。

これは自分の想像ですが、主人公達の行動は現代の感覚に合わせず、当時の価値観を踏襲したものになっているような気がします。そのため、行動が不可解だったり謎だったりするわけです。(もしかしたら、これは日本人的な価値観がそう感じさせていることなのかもしれませんが)

ただ、これが狙いであるなら「現在と当時の価値観の違い」を感じられる事が重要な要素なのかもしれません。

主人公はしきたりに縛られない人物という側面もあるのですが、これは思考過程で導かれたものではなく思慮の浅さだったり情報の少なさ、そうせざるを得ない背景といったものがそうさせているのです。そのため、物語を鑑賞していると「どうしてそんなことをするのだろう?」と考えてしまいがちですが、開拓時代の状況からするとそうおかしくないのかもしれません。(日本でも江戸時代では価値観が違ってしますし)

主人公の活躍を描いた話というわけでもないため、単純に面白かったという感想は出てこないです。

異質の文化を気軽に味わえたという点では楽しめるといったところでしょうか。