SONYが公開しているnnabla-c-runtimeのbuild方法のメモ
必要なもの
Xcodeは既に導入済みであることが前提です。
必要なバイナリ
make内で呼び出されます。個別に配置してもよいですが、brewでインストールしてしまうと楽です。
- CMake
- clang-format
必要なPython Packages
make内で呼び出されます。
- autopep8==1.5.4
- certifi==2020.12.5
- Mako==1.1.3
- MarkupSafe==1.1.1
- pycodestyle==2.6.0
- PyYAML==5.3.1
- toml==0.10.2
準備が出来たら以下の様にmakeを呼び出すだけです。
make -f GNUMakefile nnabla-c-runtime-build
buildが成功すると、buildディレクトリ内にライブラリがまとめられたzipファイルが生成されます。
この記事を書いている段階ではnnablaは1.15.0.dev1ですが、c-runtimeは1.2.0.dev1_c1となります。c-runtimeは標準的なcで実装する事で、移植性を高めた物ですが機能は限定的なものとなります。
どの機能が使用できるかは、zip内に同梱されているdoc/SUPPORT_STATUS.mdに記載されています。