ArtRageというと油彩っぽいCGを描くことが出来る、比較的安価なソフトウェア、といった印象があります。実際のところ、ArtRage自身のセールスポイントも以下の様に表現されています。
ArtRage is a digital artist’s studio with a full range of familiar tools that look and work like the real things. It’s a canvas for thick, expressive oils and delicate watercolors, a sketchpad with a full set of pencils, and a sheet of paper with a stack of wax crayons all in one.
https://www.artrage.com/artrage/#about
要約すると、ArtRageは現実世界の様々な絵画ツールをリアルに再現し、ひとつにまとめたアプリケーション、といったところになります。
マンガを描こうと思ってArtRageを選ぶ人というのは殆どいないと思うのですが、たまたまArtRageを手に取った人が、使っている中で「マンガやアニメ風のイラストも描いてみたい」と思った時、適切な資料が見当たらないのが現状です。
ArtRageらしくない使い方の説明となりますが、以降で自分が工夫している方法について記載していきます。