
おまけ?
スーパーヒロインタイム2019春で頒布したSAO:FBのファンブックについて、ちょっとだけ補足してみました。
KiSEKAE miX程の分量はありませんが、イラストと一緒に楽しめるようなテキストにしてみました。
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アスナ
服飾スキル持ちのアスナとしては、今回のコラボ衣装は気になるイベント。今回はユウキとペアでイベントクエストに参加。高レアリティ狙いで高難易度を選択してしまった事にちょっとだけ後悔しつつもアイテムゲットに成功したのでした。
アスナ「これはカントリー風、ウェスタン風…どっちなんだろう?」
ユウキ「服の事はよくわからないけど、すっごく似合ってるよ!」
アスナ「ありがとう。GGOっぽさはないけど、こんな感じのドレスを作る事が出来るってのは大収穫だよ。次はユウキの分だね!」
ユウキ「え!?ボクはバトルを楽しめただけで充分だよ。それにボクにはあんまり似合わないかなぁ〜って」
アスナ「そうかなぁ、ユウキだって色々な服を着こなせると思うよ」
アバターは自分の姿そのものじゃないけど、そう言われるのはこそばゆいけどやっぱり嬉しい。 それにアスナに言われると本当にそんな気がしてくるんだ。
ユウキ「アスナがそう言うなら…レアアイテムゲットを目指して頑張るぞ〜」
クエストに再び突撃していく二人であった。
ユウキ
無事コラボ衣装を手に入れたユウキ。
ユウキ「どうかな?」
新しい服装って、自分も新しくなったみたいでウキウキするけど、似合っているかどうかちょっと不安なんだよね。
アスナ「とっても似合っているよ。なんだかALOで着ていた服を思い出すね」
ユウキ「となると、持つのはこっちかな」
ユウキは服装とセットになっている武器のリボルバーから、使い慣れたフォトンソードに持ちかえる。
ユウキ「ガンマンスタイルが設定っぽいけど、ボクらしさだとやっぱりこっちかなって思うんだ」
アスナ「うん、ユウキらしいと思う」
ユウキ「えへへ、じゃあ今日はずっとこの姿でいようかな。他のみんなはどんな感じになったのか楽しみだね!」
アスナ「そうだね。服を交換したりするのも楽しそうかも!」
クエスト終了後が楽しみな二人でした。
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リーファ
キリト「へぇ、それがゲットしたコラボ衣装なのか。ステータスは…ん?結構ピーキーなパラメーター設定がされてるのか」
リーファ「<<セイクリッドガード>>っていうスキルが有効な間はとても堅牢なんだけど、スキルが切れるとかすり傷でも致命傷になっちゃうんだよね」
キリト「格闘専用ってのもGGOだと使いづらそうなんだよな。CQB(近接戦闘)で突入する時なんかには便利そうだけどな…それよりこの専用スキルってのは何なんだ?衣装にスキルが付いているなんて珍しいよな」
リーファ「何だろう?試しに発動させてみようか?」
<<アクセルスマッシュ>>
オートアクションでスキルが発動し、目の前のキリトに強烈なアッパーを繰り出す。
キリト「んがっ!?」
リーファ「え?お、お兄ちゃ…キリトくーん!!!」
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シリカ
クエストを終え、スコードロンのルームに戻って来たシリカ。
シリカ「ただいまピナ。あれ?」
どうやらクエストは自分が一番乗りだった様で、ルームにはピナしかいない。
シリカは、自分が難易度低めのを選択したから早く終わったのかな?と思い、ひとまず先ほどのクエストでドロップしたアイテム整理をはじめる。
そこで先ほどドロップした装備品が目についた。ルームには自分とピナだけなので早速着替えてみる。
シリカ「かわいいけど…ちょっと子供っぽいかな?」
説明テキストを読むと、荒野を舞台にしたゲームに登場するキャラクターが着ていた魔女っ子の服装らしい。
シリカは装備とセットになっていた傘を開き、クルッとポーズを取った…タイミングでキリトとリーファがルームに入ってくる。
リーファ「さっきはゴメンね」
キリト「いやむしろその装備の特性を実感できたよ。予備動作がほとんどないから使い方によっては強力な…」
キリト「…」
シリカ「…」
シリカ「わ…わわわ!は、入るときはノックしてくださいよ〜」
キリト「わ、悪い!でもノックと言われても…」
慌てて退出していくキリト。部屋には、謎の決めポーズで硬直するシリカと苦笑いするリーファが残され、ピナの鳴き声が部屋に響いたのであった。
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レン
レン「見てフカ!。私魔法少女になったよ!」
手に入れた衣装に早速着替えてドヤ顔をするレン。付き合いの長い友人なので、次に何を言い出すのか大抵わかってしまう。
レン「この服、ちょっと動きづらいかなって思うんだ。だってこの服だと歌ったり踊ったり出来ないもん」
やっぱりそうきたか〜確かに大昔にはそういった”歌う”系統がいた事は事実だ。でもその後魔法少女という概念にはかなり広がりが出来て、空戦して大怪我したり、宇宙人に騙されたり、変身後が男だったり、そもそも何もしなかったり…ともはやカオス状態で、キャラソン以外で歌う魔法少女なんていない。
レン「えへへ、みんなの前で歌うの恥ずかしいなぁ〜…あ、これ歌うときに大人になったり背が伸びたりしないよね?」
それは、古(いにしえ)の時代にあった設定では…しかし目の前でモジモジくねくねして、愉悦に浸っている友人に本当のことを言ってしまうのは勿体ない可哀想かもしれない。
フカ次郎「あぁ〜…うん」
ひとまず、どうとも言えない返事をするフカ次郎だった。
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フカ次郎
フカ次郎「キタ…キタキタ…キター!!!激レアゲーット!」
レンに付き合ってクエストに参加した為、自分のアイテムドロップには期待していなかったフカ次郎。
しかし、今、目の前にあるのは紛う事なき超レア物衣装!
フカ次郎「レンさんや、これ本当に貰っちゃってOK?」
レン「うんいいよ。私はこの服が気に入ってるから。何が出ても次はフカの番だって思ったから」
フカ次郎「ほんじゃま早速…」
早速装備を切り替えるフカ次郎。
セット装備のブレードは強力そうだが、ランチャーによる支援攻撃主体の自分には向いてない。(そもそも使いこなせそうにないし…)
フカ次郎「そこまでレアって感じしないなぁ」
レン「フカこの服凄いね!この服着ていると歌うときに補正が掛かるんだって!魔法少女だよ!ちっこくて可愛いんだよ!やっぱり歌うしかないよ!」
フカ次郎「確かに激レアなスキルだ…けどさ、それGGOでどう使えってんだ〜」
その後、歌う歌わないで揉める、二人の魔法少女を目撃したGGOプレイヤーの話によるとかなり再現度が高かったらしい。