リリカルマジカル26の本について感想を書いたりしてみました。
毎度の事ながら私の個人的なメモな側面が多いので、内容が意味不明だったりはご容赦下さい。
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なの06 魔力がリビドーに比例する世界 / ahAha
「魔法がある世界において、魔力というのはどういった扱いなのか」について、描かれた本。
自分の力がどう見られていたについて知ってしまう事での落胆とそれを共有出来る相手が居る事への安堵…といった事が描かれている内容でした。
ミッドチルダは異世界ではあるけど、異世界という現代〜未来あたりに描かれている事が多いため、あまり気にしていなかったけど、魔法の力というのをどう捉えるかだけでも世界が違って見えてしまうというあたりに面白さを感じました。
なの12 まちあわせ。 / しんぷるくらす
日常のヒトコマ。
劇中では描かれる事のない「何気ない日」や「繰り返される日常」というのが読めるのも、同人誌ならではの面白さだと感じます。
この作中ではふたりとも自然体に近いけど、友達になったばかりのフェイトは友達ってどうすれば良いのかを「自分なりに頑張って演じて」たのかも。
なのはの前ではかっこよくありたいというフェイトの気負った心境がなんだか微笑ましい感じでした。
なの14 Magical Girl Lyrical NANOHA FANBOOK / とむとむぱれっと。
とむとむさんとぶるぱれさんの合同誌。
ぶるぱれさんのなのはちゃんと、とむとむさんのフェイトちゃんが表紙として一枚に収められていて、合作感ある表紙で良いですね。
とむとむさんの絵はすっきりとした線でありながら、やわらかい雰囲気を持っているのがとても好きです。
とむとむさんの絵は、だいぶ前に色鉛筆風に塗らせて貰った事があるのですけど、自分自身が慣れてきた、水彩風の塗りで塗ってみたい気もしたりしなかったり…って全然感想と関係ないですね。
ほっとする絵をまた観ることが出来て嬉しいです〜
なの32 成長期まだ? / いもポテト
このジャンル、実は初めて手に取りました。セリフのテンションがメチャクチャ高いのですけど、すごく読みやすいです。
内容についてはうまく書けないというか、書かない方が良い気がしているのですけど、リリカルなのはと二次創作の懐の広さを知りました。
後ろに書いてある商品名(内容紹介)やお品書きに書かれていたタイムライン等、ジャンルに対する気配りをされている様で、そういった点からも丁寧な内容に感じました。
グッズとして展開されている手作りザフィーラグッズも完成度が高かったです!
なの37 キミトノキョリ / 鶏肉は飲み物
なのはとユーノの関係性について描いた描かれています。
個人的にもなのはとユーノはお似合いな気がするんだけど、似合っている理由は「信頼の置ける友人」だったり、「他人の為に自分を疎かにしがちなところが心配」だったりと、恋愛を飛び越えて家族の様になっちゃってるのかも?
それにしてもこの二人は、お互い出会ったことでそれぞれの能力が発揮出来る仕事や位置づけになったというのがなかなか素敵ですね。
そんな状況についてフェイトはちょっと呆れ気味? はやては色んなリアクションや表情をするのが対比になっていて面白いです。
なの45 リリカルなのコマ☆STORY / タマゴ屋
Detonationの終盤を題材にしたお話。
なのはとヴィータの組み合わせは、StrikerSでの関係性を意識されているのでしょうか。
あのシーンは結構衝撃的だったのですが、自分にはあそこで呟かれた「満足」という言葉は自分に言い聞かせる為だけのものだったように思えました。
でもこうしてヴィータといつもの調子で会話が出来ているのってやっぱりなのはってすごいって事かも。
なの59 4A / 空気は個性
読みやすく、それでいて読み応えある一冊。Detonationのキャラクターや物語について自論を展開されているのですが、Detonationを軸に物語を追いながら、結論を導く流れはなかなかに鮮やか…そしてオチの付け方もなかなかです。
「そういう事だったのか〜、いやいや違うでしょ」と、突っ込みを入れたくなりましたw
Detonationを観直した後に改めて読みたいですね。
フェイ10 ユーリ大爆発 / 朧密林団
エルトリアメンバーが繰り広げるカウントダウンギャグな一冊。
限られた時間でのそれぞれの行動に「らしさ」を感じられて、劇中はピンチなはずなのにどうにも読んでいると面白くてにやけちゃいます。
ギャグものだけど、終盤のアミタの行動がとてもおねえちゃんらしいです。
イリスという楽しいメンバーが増えて、これからもエルトリアが楽しみです!
フェイ14 なのはDetonationネタバレ感想 / 意味なしTAC
自分はDetonationは一回しか観ていない為、だいぶ記憶が薄れ気味になってきたのです、感想を読むと薄れていた記憶が蘇ってきますね。
なのはの物語はキャラクターと単一場面を魅力的に描く事に注力する反面、物語全体やシリーズ毎の矛盾はあまり気にしない作風だと思っているからか、あまり気にしたことは無かったのですが、何度か観直すと好きだからこそ気になったり引っかかる場面が出てくるのかも。
BDが出たらオーディオコメンタリーバージョンで観直したいところ。
フェイ16 魔法少女リリカルなのは フルカラーイラスト集 No.1 / 浜伊水産
コメント付きのフルカラーイラスト本。
アミティエのイラスト集かなと思っていたのですけど、レヴィも沢山描かれていました。なのはINNOCENTの冬服姿は自分も好きです〜
アミタって19歳相当だったんですね…INNOCENTのイメージが強かったので高校生ぐらいかと思ってました(イラスト集のコメント読んで知りました)
フェイ26 永遠結晶はとらないで! / Lyrical Busters
あ!!!この本を持っているという事は知らないうちにイリスの策略に嵌められていたって事!?(本のオチより)
恥ずかしがってもじもじするユーリちゃんがかわいい!
フェイ26 Sweet Counter! / Lyrical Busters
待ち合わせにジャージで来るフーちゃん…でも、そんなところも含めてのフーちゃんらしさ。
フーカとリンネ、ふたりのひとときを描いた一作。
この本で描かれているフーカって、鈍感ではなくて「買い出しだから動きやすい格好 -> あえてジャージ」という思考なので、リンネががっかりしている姿を察してなんとかしようとするやりとりが良い感じです。
二人の繋がりって、「なのはとフェイト」「ヴィヴィオとアインハルト」といった主人公ペアの一つなのですけど、かつて一緒に暮らしていた時期があって、こうして同じ時間を過ごせるのはまた新しい形なんだなって思いました。
フェイ27 Advanced フーカ 120%!!! / Diamond + Demo
VividStrike!の格闘技という面を全面に押し出した作品の後編!
覇王流の師弟対決を描いたものですが、真剣だからこそのアインハルトさんの厳しい教え。
フーカが一人前になる道は遠いし、カッコよく決められなかったりもするけど、それでも歩み続けるフーカならいつかきっと…そんな期待を感じさせる内容でした。
かっこわるいところもフーカらしくてかっこいい、そんなフーカでした。
フェイ28 軌跡 / 酉扱注意。
分厚い…そして箔押しがカッコイイ!
口絵のオリヴィエとクラウスだけで謎の充足感…
いままでの本を一冊に纏められた内容です。自分は「涙の行方」以前を知りませんでしたので、今回初めてそれ以前の話を読むことが出来ました。
作品と作品の合間には簡単なコメントが記載されており、用紙選択の話や作業環境についての変遷が記載されていて、時代や環境の変化みたいな部分も時系列の歴史として楽しめます。(纏められていると判らないのですけど、それぞれの本は用紙を変えたり、角を角丸で落としてあったりと違いがまた面白いのです)
こうしてまとめて読み返すと、読み応えがあります。
フェイ28 伝えたかった言葉は 後 / 酉扱注意。
自分の中に存在する他人の記憶を自分が言葉にして良いものなのか…
目に見えず感じ取れないものだからこそ、言葉にする行為には意味があります。だけど、本人ではない者が勝手に代弁したり心の引き出しを開けてよいのだろうか。少なくともアインハルトは自分が言葉にするべきではないと感じたのかなと思います。
二人の間に立つジークが、ご先祖様の気持ちを汲んで立ち回る(ちょっと個人的な都合もあるけど)姿は、ご先祖様同士の絆が確かに存在している様で良かったです。
悲しいことを含めて歴史は成り立っていて、だから現在とこれからがある。そんなお話でした。
フェイ28 きみはずるい / 酉扱注意。
こういう自分たちも大切だけど互いの関係性がよくわかってない感…良いですね。
他の感想でも書いたのですけど、物語や事件が大きく動かない話って、同人ならではだと思います。それにしてもあとがきを入れる事で一旦話を終えた後の、はやてパート。
ふたりのやりとりをコッソリ楽しんでいたはやてがいちばんずるいかも…w
フェイ30 now or never / ましまろたると
ヴィヴィオが高町ヴィヴィオとしての道を歩んでいく過程での悩みを描いた物語。
VividやVividStrike!では、次へ向かって前に進み続けるヴィヴィオが描かれているけど、ここではヴィヴィオが抱えている呪縛や呪いに苛まれますが、それでも笑顔で自分の言葉を紡ぎます。
Vividの物語が始まるまでの間にこんなことがあったんだろうな…と、自然に感じさせる話でした。
ものすごく読み応えがありました。
フェイ30 ヴィヴィお・もらし / ましまろたると
物語の展開にものすごく共感してしまいました。
ヴィヴィオを取り巻く優しい空間は、なのはたちがいるからというのもあるけど、ヴィヴィオ自身が手に入れたものでもあります。
作品中でのアインハルトさんの言葉からもそんな感じがしました。
タイトル通りではあるけど、タイトル以上の話が込められた内容でした。
フェイ32 目指せ!ビビスタ映え! / NewTown
senriさんのかわいい絵柄が存分に楽しめる一冊!
目的が理解出来てないけど、自分なりに一生懸命撮影しているフーカの姿が思い浮かびます。撮影対象は描かれるけど、撮影している本人の姿が移らないのがなんだか残念にかんじちゃいますね。
自分のお気に入りポイントは「ティオと遊んでいるハルさん」です。
フェイ34 Sa^4note .D / 笹笹喫茶
ミウラちゃんが表紙のイラスト集。
ページを開いてすぐのミウラちゃんのフリルが細かい…!
デフォルメユーリちゃんは、デスクトップアクセサリにしたい感あります…
フェイ36 レンタルベルリネッタ2 / 小狸堂
リンネのHな写真集として構成されたイラスト集。
イラスト集ですがストーリー仕立てになっていて、試合(謎)の流れに沿って場面が展開されていきます。実質エッチな絵本…!
ストーリー展開が変身から始まっていたり、表紙に芸の細かい帯を付けていたりと本としての構成も面白い一冊です。
この本は2と銘打たれていますけど、1は存在していないとの事。本の構成や仕込みの凝り方からすると、突然1とか0とかでちゃったりするのでは…そんな部分も含んでの2というナンバリングなのかも。
フェイ39 I’ll stay with you / RE:PRAY
いつも描き込まれた絵を描かれる方で、表紙からして素敵オーラが出てます。
変わらないといけるものと変えてはいけないもの。というテーマで描かれているのですが、実際に本を手に取るまではツイートされている情報だけが頼り。
実際に手に取るまで「ちょっとエッチな内容なのでは…」と思わせておいて「ユミナちゃんの整体ギャグかも」と、期待と妄想が湧いてました。
アインハルトとユミナのコンビって良いですよね。違う場所にいながらも同じ場所に向かっているところとか。
ユミナを中心とした物語はもちろん面白いのですが、間に挟まれる柔軟で死にそうになっているフーカや、血の海に沈むコロナ等、物語の主軸では無い部分についても細かく描かれていて、描き込まれている事によるコマの中を観るという楽しさがいっぱいありました。
コマに情報量が多いと読み直すときに新しい発見があったりして、とても面白いです。
フェイ40 キャロぱいは発展途上! / サークル駄目姉妹
小さい胸のキャロを描かれるのは珍しいかも???
エリオとキャロのラブラブなお話。エリオの電気パリパリ攻撃はキャロには刺激が強いかも?
エッチな内容だけど、なんだか微笑ましくてほんわかした感じがあるのはこの二人だからなのか物語の作りなのか、たまた素敵な絵柄なのか。
肌のグラーデショントーンが柔らかさを感じさせる事に一役買っているのですけど、これはどうされているのだろう。(グレースケール?)かなり気になってたりして。