先日秋葉原に行ったついでに Chromecast を買ってみました。
Chromecast は Google が販売しているメディアストリーミング用端末で、受信したデータを HDMI に出力することが出来ます。
こんなハードウェアです。
Chromecast
http://www.google.com/intl/ja_ALL/chrome/devices/chromecast/
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利用方法としては、 TV やモニターの HDMI 入力端子に Chromecast を差し込むだけです。(別途、電源を USB 端子から供給する必要がありますけど。)
PCから制御するには Chrome が必要となりますが、実際にはChrome Extensions として実装されている、Chromecast のコントローラーを動かすために必要という位置づけです。
内部的には、Chromecast へ取得先の URI を送信し、それを受け取った Chromecast がその URI からデータを読み込んでストリーミングを開始するといった仕組みのようです。
https://developers.google.com/cast/
SenderAPI と Receiver API に分離されているのもそのあたりが関係しているのかもしれません。
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PC版の Chrome Extension を使用すると、指定したタブを Chromecast で表示させたり、デスクトップ画面全体を表示させたり出来ますが、内部的には、キャプチャーした画像を Chromecast で利用できる形式に変換して、読み取らせているような気がします。
そのためだと思いますが、画面を綺麗(TV画面一杯)に表示させるためには Chrome 側のウィンドウサイズを対象の画面比率にあわせる必要があります。
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HDMIの入力と USB による電源供給が行えるならデジタルサイネージみたいな利用法があるかな…と思うけど、 wifi デバイスがたくさんあるとそれはそれで帯域なんかを食ってしまいそうな感じも。(他にも WatchDogs でやっていたような、任意の映像を割り込ませるとかもされやすくなるかもしれない。)